こんにちは! まりもスターです。
日々、家計の仕分けをしながら、浮いたお金をいかに「子供の将来への投資」に回すか、頭を悩ませています。
皆さんは、子育てで「良かれと思ってやっていること」が、実は逆効果かもしれない…と考えたことはありませんか?
今回ご紹介するのは、教育経済学の第一人者・中室牧子先生の『科学的根拠(エビデンス)で子育て』です。
この本は、巷に溢れる「成功した親の体験談」ではなく、何十万人ものデータに基づいた「一生モノの稼ぐ力」を育てる方法を教えてくれます 。 結論から言うと、「学力テストの点数」以上に、将来の年収を左右する要素があるんです!
この記事を読めば、限られた「時間」と「お金」をどこに全振りすべきか、その戦略が見えてきますよ。
こんな人におすすめ
- 「塾や習い事、どれが本当に意味があるの?」と悩んでいるパパ・ママ
- 子どもの将来の年収や自立に関心がある方
- 「第1志望の学校にギリギリで合格したけれど、この先大丈夫かな?」と不安な方
- 子育ての「生存者バイアス(一部の成功例)」に振り回されたくない方
書籍の概要
- タイトル:科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線
- 著者:中室 牧子
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版年:2024年
- ジャンル:教育・ビジネス・経済
教育経済学とは、教育を「投資」として捉え、その成果をデータで分析する学問です 。本書は、前作『「学力」の経済学』からさらに進化した、最新の「人を育てる科学」の集大成と言える一冊です。
読みどころ/心に残った点
経理職ママとして特にシビれたポイントを3つに絞って解説します!
「第1志望のビリ」より「第2志望の1位」の方が有利!?
衝撃的だったのが、学校内での「順位」が将来の年収や最終学歴にまで影響するというデータです 。 「鶏口となるも牛後となるなかれ(大きな集団の末端にいるより、小さな集団のトップでいる方が良い)」は、科学的にも正しかったのです 。 ギリギリで進学校に入って自信を失うよりも、自分の実力に合った環境で「自分はできる!」という自信(自己効力感)を育む方が、長期的な成功に繋がると述べられています 。これは志望校選びの戦略を根本から変える視点ですね。
2. 「スポーツ」と「リーダー経験」は最高のマネーハック
本書では、将来の収入を上げるための「子ども時代の活動」ベスト3として、①スポーツをする、②リーダーになる、③非認知能力を高める、を挙げています 。 特にスポーツ経験は、企業採用で有利になるだけでなく、忍耐力や責任感といった「非認知能力」を鍛え、将来の年収を押し上げる「賃金プレミアム」があることが示されています 。 「勉強する時間が減るからスポーツをさせない」のは大間違い!スポーツをしても勉強時間は減らず、むしろテレビやスマホの時間が減るだけというデータには勇気づけられました 。
3. 「非認知能力」こそが中年以降の人生を支える
学力テストでは測れない能力(忍耐力、自制心、やり抜く力など)を「非認知能力」と呼びますが、これが中年以降の収入、健康、さらには寿命にまで関連しているそうです 。 印象的だった一節はこちら。
「学力テストの点数は将来の収入のほんの一部しか説明できない」
(出典:『科学的根拠で子育て』より引用)
経理の仕事でも、資格の知識以上に、納期を守る「自制心」やチームをまとめる「コミュ力」が重要だと痛感しています。まさに、学校を卒業した後の「人生の本番」で役立つのは、この非認知能力なんですね。
まとめ
『科学的根拠(エビデンス)で子育て』は、親の「なんとなくの不安」をデータで解消し、進むべき道を照らしてくれる「子育ての羅針盤」のような本でした。
子育ては、お金も時間もかかる長期プロジェクトです。だからこそ、「生存者バイアス」に惑わされず、科学的な「期待値」の高い投資をしていきたいものですね。 まずは、子どもが「自分はできる!」と思える環境作りから始めてみませんか?
関連書籍として、同じ著者の『「学力」の経済学』もおすすめです。併せて読むことで、教育経済学の世界をより深く理解できるでしょう。


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