iPhoneを機種変更する際に、クイックスタートを使うと非常に便利です。iPhoneの購入時期によりますが、ソフトウェアのアップデートが必要となります。
クイックスタートで進めていき、アップデートを行おうとするとアップデートに時間がかかったり、インストールが完了しなかったりする事象が発生するようです。実際に筆者も「今すぐインストール」でくるくるしたまま進めない問題が発生しました。
ここでは、このトラブルに対して、解消法を解説していきたいと思います。
主な原因:ネットワークやソフトウェアなど考えられるが…
筆者の場合は、まず、「アップデートの準備中です」で、10分経過し、あれ?と思い何度かやりなおし、少し待ってみることにしたところ、20分ほどで次の画面へ進みました。
次の画面では、「今すぐインストール」でくるくるしたまま何も操作できない状況が続き、30分ほど待ちましたが、変わらず断念しました。
原因は、ネットワークの接続の問題や、ソフトウェア関連の問題などいくつか考えられますが、結局わかりませんでした。
解消方法:初期設定なしでアップデート後に、クイックスタートで再設定
手順1 iPhoneを再起動する
ソフトウェアアップデートを開始して何も操作できない状況の場合は、iPhoneを強制再起動するしかありません。
ただし、ソフトウェアアップデート開始後の強制終了は、OSが壊れる恐れがありますので注意が必要です。
手順2 クイックスタートを利用せず初期設定を完了する
起動したら、クイックスタートを利用せず「手動で設定する」を選択し、初期設定を行います。
その際には、AppleIDのサインインや、TouchID、Siriなど各種設定は後ほどクイックスタートで自動設定してくれるので、あとで設定を行うようにしましょう。
手順3 新しいiPhoneのソフトウェアを移行前以上のバージョンにする
初期設定が終われば、すぐに「設定→一般→ソフトウェア・アップデート」から移行前のiphoneのiOSバージョン以上にアップデートしましょう。
手順4 リセットしてクイックスタートを利用して初期設定を行う
ソフトウェアのアップデートが完了したら、「設定→一般→リセット→すべてのコンテンツと設定を消去」でiPhoneをリセットします。
この状態で、クイックスタートを完了すると、クイックスタートでアップデートの項目がスキップされ、問題が生じなくなります。
クイックスタートの手順はこちらを参考に再度試してみてください。
まとめ
機種変更でiPhone同士であれば、通常クイックスタートを利用すると思います。しかし、今回の事象のようにアップデート完了せず、強制終了する必要がでてくる可能性があり、新しく買ったiPhoneが起動できなくなるリスクもあります。
これを踏まえて、iCloudやiTunes等を利用した方法や、初めから今回のように初期設定を飛ばし一度ソフトウェアアップデートを行なった上で、再度クイックスタートを行う方法で実行することをお勧めします。
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