こんにちは!まりもスターです。
教育費の準備方法として必ず名前が挙がるのが「学資保険」と「新NISA」。どちらも「コツコツ積み立てて、大学入学のタイミングでまとまったお金を用意する」という目的は同じですが、仕組みはまったく違います。
今回は「教育費300万円を貯める」という具体的な目標を軸に、学資保険と新NISAを数字とリスクの両面から比較してみます。
まず、仕組みの違いを整理する
| 項目 | 学資保険 | 新NISA(つみたて投資枠) |
|---|---|---|
| 運用の仕組み | 保険会社が運用(保険商品) | 自分で投資信託等を選んで運用 |
| 元本保証 | あり(多くの商品で払込額は保証) | なし(元本割れの可能性あり) |
| 増える・減る幅 | ほぼ一定(返戻率で決まる) | 相場によって変動 |
| 保障機能 | 契約者に万一の場合、以降の保険料が免除される商品が多い | なし(投資のみ) |
| 途中解約 | 元本割れするケースが多い | いつでも売却可能(価格変動リスクはある) |
| 税制優遇 | 生命保険料控除の対象になる場合あり | 運用益が非課税 |
学資保険は「保険」なので、契約者に万一のことがあった場合に以降の保険料が免除され、満期金は予定通り受け取れるという保障機能が大きな特徴です。一方の新NISAは、保障機能はない代わりに、運用がうまくいけば学資保険よりも増える可能性があります。
300万円を貯める場合のシミュレーション
大学入学時までに300万円を用意したいケースで、それぞれどのくらいの負担になるかを比較してみます(あくまで目安の試算であり、実際の利回り・返戻率は商品によって異なります)。
学資保険の場合 返戻率をおおよそ100〜105%程度と仮定すると、300万円を用意するために払い込む保険料の総額はほぼ300万円前後、場合によってはそれ以上になることもあります。「増える」というより「確実に積み立てる・保障を得る」ための商品と考えた方が実態に近いです。
新NISAの場合 仮に年率3〜5%程度で運用できたと仮定した場合(あくまで一例であり、将来の運用成果を保証するものではありません)、15年間の積立であれば毎月1.2〜1.4万円程度、10年間であれば毎月2〜2.3万円程度の積立で300万円に到達する計算になります。学資保険で同じ300万円を用意する場合と比べて、毎月の積立額を抑えられる可能性があります。
ただし新NISAは運用成果によって上下するため、相場が下がったタイミングで大学入学時期が重なると、300万円に届かない可能性もあるという点は必ず理解しておく必要があります。
それでも学資保険を選ぶ価値があるケース
新NISAの方が期待値では有利になりやすい一方で、次のようなご家庭には学資保険の方が向いている場合もあります。
- 「投資の値動きを見るのがストレスになる」「絶対に減らしたくない」という方
- 万一の場合の保障(保険料払込免除)を重視したい方
- 貯蓄が苦手で、強制的に積み立てる仕組みがないと続けられない方
「増えるかどうか」だけでなく、「続けられるかどうか」「安心して眠れるかどうか」も、教育費準備では大事な要素です。
わが家の考え方:併用という選択肢
正直なところ、どちらか一方に絞る必要はありません。わが家がこうした「増やす」視点を持てるようになったのは、『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで資産形成に対する考え方が変わったのがきっかけでした(詳しくはこちらの書評記事で紹介しています)。今では「最低限必要な金額」は学資保険や現金で元本保証の形で確保しつつ、「余裕資金」の部分を新NISAで運用する、という考え方をしています。
例えば300万円が目標なら、学資保険や現金で150万円を確実に用意し、残り150万円を新NISAでの運用に回す、といった配分です。この比率は家庭の収入やリスク許容度によって変わるので、「絶対にこの比率が正解」というものではありません。
まとめ
学資保険と新NISAは、どちらが優れているというより「役割が違う」商品です。増える可能性を重視するなら新NISA、確実性と保障を重視するなら学資保険が向いています。わが家のように両方を組み合わせて、必要額と余裕資金でバランスを取るのも一つの方法です。
より具体的な新NISAと現金の配分については、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:【教育費のリアル】小学生2人の学費備え方!新NISAと現金の黄金比率を公開

なお本記事は情報提供を目的としたものであり、投資や保険商品の選択を保証するものではありません。実際に加入・投資される際は、最新の商品内容をご確認の上、ご自身の判断でご検討ください。


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