こんにちは!まりもスターです。
以前、教育費の逆算積立シミュレーションで「残り年数によって毎月の積立額がどう変わるか」を紹介しました。今回はもう一歩踏み込んで、子供の人数と年齢別に、新NISAでいくら積み立てればいいかを具体的にシミュレーションしてみます。
「うちは2人だから単純に2倍でいいの?」「上の子はもう中学生だから今からじゃ遅い?」——そんな疑問に、家族構成別の数字でお答えします。
前提条件を整理する
シミュレーションの前提は次の通りです。
- 目標額:子供1人あたり大学入学までに300万円
- 想定利回り:年率3%(新NISAのつみたて投資枠を活用した場合の一例。将来の運用成果を保証するものではありません)
- 大学入学時期:18歳を基準に計算
- 複数人の場合、便宜上、同じ年齢層からスタートすると仮定(実際は兄弟姉妹で年齢差があるため、目安として捉えてください)
子供1人の場合:年齢層別の必要積立額
まずは基本となる、子供1人の場合の目安です。
| 子供の年齢層 | 大学入学までの目安年数 | 毎月の積立額目安 |
|---|---|---|
| 乳幼児(0〜2歳) | 16〜18年 | 約1.1〜1.3万円 |
| 未就学児(3〜5歳) | 13〜15年 | 約1.4〜1.6万円 |
| 小学生(6〜11歳) | 7〜12年 | 約1.9〜3.1万円 |
| 中学生(12〜14歳) | 4〜6年 | 約3.8〜5.6万円 |
| 高校生(15〜17歳) | 1〜3年 | 約8.2〜24.5万円 |
高校生になってから新NISAで積立を始めるのは、期間が短すぎて現実的ではないことが分かります。運用による備えを考えるなら、遅くとも小学生のうちに始めておきたいところです。
子供2人・3人の場合:人数別シミュレーション
次に、子供の人数別に必要な合計積立額を見てみます(分かりやすくするため、全員が同じ年齢層からスタートすると仮定した単純計算です)。
| 子供の年齢層(全員同学年と仮定) | 1人の場合 | 2人の場合 | 3人の場合 |
|---|---|---|---|
| 乳幼児期からスタート | 約1.2万円 | 約2.4万円 | 約3.6万円 |
| 小学校低学年からスタート | 約2万円 | 約4万円 | 約6万円 |
| 小学校高学年からスタート | 約2.8万円 | 約5.6万円 | 約8.4万円 |
| 中学生からスタート | 約4.5万円 | 約9万円 | 約13.5万円 |
こうして見ると、人数分そのまま倍になるため、3人目が生まれるタイミングなど、家族が増えるタイミングで積立額を見直す必要があることが分かります。
実際の家庭でよくあるケース:年齢差があるパターン
現実には兄弟姉妹で年齢差があることがほとんどです。例えば「上の子が小学4年生、下の子が年長さん」という3歳差のご家庭を想定すると、次のようになります。
| 子供 | 年齢 | 大学入学まで | 毎月の積立額目安 |
|---|---|---|---|
| 上の子 | 小学4年生 | 約9年 | 約2.4万円 |
| 下の子 | 年長(5歳) | 約13年 | 約1.5万円 |
| 合計 | – | – | 約3.9万円 |
年齢差があるご家庭では、上の子の積立が終わるタイミングで、その分を下の子に回すという考え方もできます。上の子の積立が終わったあとは、浮いた2.4万円を下の子の積立に上乗せすれば、下の子の目標達成も前倒しできます。
積立額を無理なく設定するためのポイント
- 全額を新NISAに寄せるのではなく、学資保険との併用も選択肢に入れる
- 児童手当をそのまま積立に回すだけでも、大きな助けになる
- 上の子の積立期間が終わったら、その分を下の子・自分の老後資金に振り替える「バトンタッチ方式」で考える
- 家計全体で無理のない金額か不安な場合は、FPに一度相談してみるのも一つの方法

まとめ
新NISAでの教育費積立は、子供の年齢が低いほど毎月の負担を抑えられます。子供が複数いる場合は人数分の負担が単純に重なるため、家族が増えるタイミングでの見直しが欠かせません。年齢差があるご家庭は、上の子の積立終了後に下の子へ「バトンタッチ」する考え方も取り入れてみてください。
より基本的な「残り年数から逆算する考え方」は、教育費の逆算積立シミュレーションで詳しく解説しています。

学資保険との比較については、学資保険vs新NISA比較記事もあわせてご覧ください。

なお本記事はあくまで一例のシミュレーションであり、実際の運用成果を保証するものではありません。積立額の決定にあたっては、ご自身の家計状況に応じてご判断ください。

コメント