こんにちは!まりもスターです。
以前、お小遣い制はもう古い?経理ママが実践する「家庭内給与制」で、我が家が「働いた分だけ支払う」家庭内給与制を導入している話を紹介しました。
実はこの仕組みにたどり着く前、我が家は数年間「定額お小遣い制」を続けていて、正直かなり失敗していました。今回は、その失敗談と、家庭内給与制に切り替えて実際に分かった3つの違いを、包み隠さず公開します。
定額お小遣い制で起きていた失敗
毎月1日に「はい、今月のお小遣い」と1,000円を渡すだけのシンプルな仕組みでした。ですが、続けているうちに次のような状態になっていったんです。
- もらった当日〜3日以内に使い切る:ガチャガチャや駄菓子に消え、月の後半は「お金ない」と言うのが定番に
- 「前借りできない?」の交渉が始まる:足りなくなると、翌月分の前借りを要求されるように
- 金額アップの交渉だけが白熱する:「〇〇ちゃんは5,000円もらってるらしい」と、金額の話ばかりで、使い方について話し合う機会がほとんどなかった
一番こたえたのは、「なぜこの金額なのか」を子供自身がまったく意識していなかったことです。毎月決まった日に決まった額が振り込まれる——大人で言えば、働かなくても振り込まれる給料のようなもの。これでは「お金は労働の対価である」という感覚が育たないのも当然でした。
家庭内給与制に切り替えて分かった3つの違い
家庭内給与制の具体的な仕組み(タスクの単価設定、月末締め翌月払いなど)は前回の記事で詳しく紹介していますが、切り替えてみて特に大きかった違いが3つあります。
違い①:「使い切る」から「先を考える」へ
定額制のときは受け取った瞬間に使い道を決めていましたが、給与制にしてからは「来月は行事が多いから、今月は少し残しておこう」と、先の予定を見越したお金の使い方をするようになりました。金額が毎月変動する(働いた分しかもらえない)ことで、自然と「今月はこれだけ」という感覚が身についたようです。
違い②:金額への交渉から、稼ぎ方への工夫へ
以前は「もっと金額を上げて」という交渉ばかりでしたが、給与制にしてからは「洗濯物畳みだけじゃなく、お風呂掃除もやったら単価高いよね?」と、自分から稼ぐ方法を工夫するようになりました。もらう金額を増やしたいなら、親に交渉するのではなく自分の行動を変える、という発想の転換が起きたのが一番の収穫です。
違い③:親子の会話が「感情」から「数字」に変わった
定額制のときは「お小遣い足りない」「もっと欲しい」という感情的なやり取りが多かったのですが、給与制にしてからは「今月は洗濯物を10回畳んだから300円」「来月はお風呂掃除を増やしたい」と、具体的な数字を使った会話に変わりました。感情論になりにくいので、親としてもストレスが減ったのは正直うれしい誤算でした。
それでも残っている課題
もちろん、給与制にしたからといってすべてが解決したわけではありません。「今月は忙しくてタスクをこなせなかった」という月は収入が少なくなり、子供が不満そうにすることもあります。この点については、家庭内予算会議で「収入が少ない月はどう予算を組むか」を一緒に考える機会にすることで、少しずつ折り合いをつけています。
まとめ
定額お小遣い制での失敗は、「お金は自動的にもらえるもの」という感覚を子供に植え付けてしまっていたことでした。家庭内給与制に切り替えたことで、「使い切る」から「先を考える」、「交渉」から「工夫」、「感情」から「数字」へと、親子のお金に関するやり取りが大きく変わりました。
もし今のお小遣い制に何となくモヤモヤしている方は、まず1ヶ月だけでも「働いた分だけ渡す」仕組みを試してみることをおすすめします。
具体的な仕組みづくりは家庭内給与制の記事 で紹介しています。

お金の使い道を子供と一緒に決める工夫は家庭内予算会議の記事で紹介しています。


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